早稲アカが恐れる最強の切り札「転塾カード」の使い方

もものすけ
もものすけ

今回は、早稲アカで成績が上がらず困っているよ〜というご家庭に向けたお話です。
かなり、裏技チックになっています。

さて、まずはこの裏技をお話する前に、禁断の裏話をしていこうと思います。

正直早稲アカに怒られそうな内容も含まれています。

早稲アカの先生のボーナスって???

早稲アカの先生のボーナスは「出来高」による部分が大きいです。

様々な基準があるのですが、特に大きいのは3つです。

「塾生人数達成」
「小学部合格ポイント達成」
「中学部合格ポイント達成」

塾生人数達成というのは1月次の塾生人数の目標値であり、

年初に本部から目標数値が割り振られます。

これがなかなか絶妙な数値となっていて、毎年年度末になると、校舎の先生たちは必死に塾生を増やそうと電話をかけまくります。

今回の裏技のポイントはここにあります。

 

ちなみに合格ポイント達成ですが、このポイントが割り振られるのは「早慶以上」です。

つまり、偏差値的に早慶より下の学校にどれだけ合格させてもこのポイントは一切関係ありません。

ただ、一言だけ断っておくとこのボーナスがもらえるのは「社員」のみです。

つまり多くのアルバイト講師には関係がないことなので、別に志望校が低いからといって見捨てられたりということはありません。

また仮に社員であっても、合格ポイントのためにSSクラス(早稲アカの最上位クラス)以外は力をいれない!なんてことはほぼないような気がします。

まああえていうのであれば、上位クラスの生徒に対して、ポイント対象となるような学校を少しでも多く受けさせようとする傾向にはあるように思えました。

例えば、「第一志望の早実に受かったけど、慶応中等部も受けましょう!」みたいな感じです。

「慶応も受かっておけば、今後の人生で絶対自信になるから、ぜひチャレンジしておこう!」みたいな切り口ですね。

もものすけもよく言っていました笑 正直これはどの塾でもある話です。

必殺「転塾カード」について

はい。今回の話の本題です。

先ほど「塾生人数達成」についてのお話をしました。

この数値は本当に絶妙なところに設定されています。

「あと一人で達成だったのに」
「最終日にぎりぎり人数達成できた」

などといった話が毎年聞こえてきます。

つまり、生徒一人が翌年のボーナスに大きく影響してくるため、
先生たちはとにかく人数集めに必死なのです。

生徒を増やす方法は大きく分けて2つ。

「新規塾生を入塾させる」
「退塾者を減らす」

もうすでに、なんとなく理解いただけてきたかもしれません。

「退塾カード」とはつまりそういうことです。

 

退塾カードの使い方

面談や回診電話の際に、さりげなく言ってみてください。

「最近成績が伸び悩んでいるので、個別指導の塾に変えようかと考えているんですよね。」

「あまり早稲アカがあってないのかもしれません」

「もっとレベルの低い塾の方がいいでしょうか?」

正直どれでもいいです。

正直塾ではこんな話は日常茶飯事です。

しかし早稲アカでは必ずこのような塾生動向は担当間で共有され、社員を含めて定例ミーティングの際に対策を考えます。

その際に考えられる対策は校舎や講師によってクオリティは異なるかと思いますが、

苦手単元の個別補習等、何かしらの個別対応が提案される可能性が高いです。

正直使わない手はないと思ってます。

 

注意点

ただし、ここで注意点があります。

最悪の場合、ここで「追加の宿題」や「追加のプリント」で対応が済まされてしまう場合があります。

私から言わせれば最悪の対応です。

普段の宿題でアップアップなことが多い早稲田アカデミーにおいて、これは子供にとって地獄でしかありません。

通常の宿題の完成度が下がってしまい、結局何も得られない可能性すらあります。

こうなった場合、保護者がしっかりと助け舟を出してあげてください。

「今までの宿題すらギリギリ(or終わっていない)なのに、さらに追加で何かをやることは難しいです。」

「今やっている宿題の習熟度をあげたいのに、どれができないので転塾を考えている。」

という旨を保護者の口から伝えてあげてください。

普段の担当に直接言い辛い場合は、校長に直接伝えてみてください。

きっと何かしらの対応が得られるはずです。

 

正直ここまでいって何もしてくれないのであれば、その校舎は本当にダメな校舎なので、

別の塾を探すなり、他の校舎への移動を考えるなりした方がいいかもしれません。

 

もし、個別にもものすけに相談したい、という場合は、TwitterからDMを送ってください。

できる限りお力になりたいと思います。

 

では、今日のお話は以上です。

次回もお楽しみに〜!