【もものすけ国語塾】読解編 「はじめに・・・」
ここから、もものすけ流の読解方法を伝授していきたいと思います。
実はもものすけは数学だけではなく、国語の先生もしていたのです。
自分で言うのも何ですが、結構有料級の情報だと思います。しっかり最後まで読んでください!
国語力を向上させたいみなさんへ
国語で点数が取れない、国語でもっと点数がとりたいと考えているみなさん。
おそらく同じような悩みを持つ人がたくさんいると思います。
そんなみなさんにまず一つ言いたいのは、国語は他の教科と圧倒的に違う点が一つある。
それは問題文に答えが書いてある、ということです。
つまりセンスで解く科目ではないのです。
確かに国語のセンスがいい、ポテンシャルが高いという表現はよく使われます。
もものすけ自身、時々使うことがあります。例えばしっかりとした根拠づけをしていないのに選択肢問題での正答率が高い。
記述問題でポイントとなる文をしっかりと使えている。などなど。うらやましい限りですよね。
しかしそんな人は必ず壁にぶつかります。相性のいい文章、悪い文章が顕著に出てしまうんですね。
自分のフィーリングにぴったり合う文章はかなりの高得点が期待できます。
しかし自分に合わない文章、いまいち感性に訴えてこない文章に出会うとまったく頭に入ってこないばかりか全然点数がとれません。
選択肢問題では顕著に出ます。
四つの選択肢のうち持ち前のセンスで二択まで絞ることができてもそこからことごとく逆の方を選んでしまうんですね。
もものすけの少年時代
ではなんでもものすけはこんなことを言えるのか。理由は簡単です。
何を隠そう私、もものすけはセンスで解く中学生でした。
文章を汚すのは作者への冒涜だ!問題文は綺麗にしておくべきだ。
そんな生意気なポリシーを持って問題を解いていました。
でもね、不思議と点が取れるんですよ。
もちろん国語の授業なんてろくに聞いていませんでした。
たまに耳を傾けるのは文法と古文くらい。
必死に文章題を解説する先生を憐れんですらいました。
国語はセンス。そして自分はそんな素敵なセンスを持ち合わせた選ばれし中学生であると自負していたんです。
まさに中二病ですね。
しかしその中二病は文字通り中三になって解消されます。
なぜならば理由は簡単。点数が取れなくなってきたんです。
夏休みが終わったくらいでしょうか。入試問題を解き始めるわけですよ。いわゆるW大学とかK大学の付属校の。
これが難しいんです。特にW大学の某付属の問題は大苦戦。得意の論説文で全く点が取れなくなりました。
もともと数学と国語が得意で英語は大っきらい。
「世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だ!」と信じて疑わないもものすけ少年は焦りに焦りました。
国語ができないと早慶に受からない!!!やばい!!!
その時確信したんですよ。僕は選ばれし子供ではない、って。よく考えれば当たり前です。
センスで解く科目が入試科目になるわけがないんです。
入試ってその子の努力の量をみるための制度なんですから。
もものすけ少年改心、そして・・・
そしてもものすけ少年はこのままでは落ちる!と思い、ある国語の先生に弟子入りします。
文章に線を引かない。というポリシーを封印し、とりあえず線を引きまくるわけです。
そして先生のもとにもっていくとこういわれます。
「何でもかんでも引けばいいってもんじゃないよ、もものすけ君。」
そしてそれからさまざまなアドバイスを受け、もものすけ少年はメキメキと実力を伸ばしていったんです。
今考えるとその先生の授業はとてもシステマチックな感じで、あまり冗談とかはいわない気難しい人でしたが、でももものすけの今の授業に少なからず影響しているな、と感じます。
さあ、まずはセンスで解くことの恐ろしさ、そして授業の大切さをご理解いただけるようにと思い、お話を差し上げました。
もうお前の中学生の頃の話はいいよ!と言われそうですので、もう少し具体的な話をしていきましょう。
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